

離婚のお金

離婚にまつわる3つのお金
近年は日本でも離婚率が上昇し、以前に比べて離婚がタブー視されなくなってきました。パートナーと上手くいかなくなって「離婚」の文字が頭を掠めたときは、感情に任せて離婚届を提出する前に、今後の生活設計について考えておきましょう。
離婚の際に知っておきたいお金は3種類あります。
「慰謝料」は離婚に至るまでの肉体的・精神的ダメージを与えたお詫び金。浮気をした、暴力を振るったなどの離婚原因を作った側が相手に対して支払います。
「養育費」は、子どもの生活や教育にかかるお金です。離婚後、妻が子どもを引き取る場合には、夫が妻に対して養育費を払います。
「財産分与」は、夫婦が結婚後に築いた財産をふたりで分け合うというもの。妻が専業主婦の場合でも、それまで夫をきちんとサポートしてきた場合には、共有財産の3分の1~2分の1程度の財産分与を認められるケースが多いようです。
現実は意外とキビシイ!
芸能人の離婚では、驚くほどの慰謝料が支払われたと報道されることが多いもの。ただし、一般家庭の離婚では、慰謝料が支払われるケースはそれほど多くありません。
子どもの養育費についても平均額は4万4666円(厚生労働省の全国母子世帯調査2003年)。しかも、養育費を受け取っている割合は全体の17.7%に過ぎません。
養育費の支払いを一度も受けたことのない家庭は、なんと離婚家庭の66.8%。そのほか、最初は支払いがあっても、徐々に滞ってしまうケースも多々あります。
裁判所等を交えずに、夫婦間の合意だけで離婚を決める「協議離婚」を選択するケースでは、お金の問題があいまいになりがち。お金については別途、弁護士や行政書士に相談して、夫婦間の取り決めを書面に残しておくとよいでしょう。
それまで専業主婦をしていた人や、幼い子どもを抱える場合には、経済的に自立して生活していくまでのハードルが高いもの。今後、どこに住み、どうやって仕事を見つけ、子どもをどのように育てていくのか、今後の生活設計を冷静に考えてから慎重に行動しましょう。
離婚に向けて経済的な準備を進めるうちに、結婚を続けた方がおトクと気がついて、離婚を思いとどまるケースもあります。
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お金は、人生を豊かにするための道具(ツール)。豊かな人生を送るためには、お金の価値を最大限に引き出し、味方につけていく必要があります。
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